【期待⇔応合】、【ありがとう】と言葉が大好き!お互い『いい男』&『いい女』を目指してる姉弟です。日常生活の出来事を書いちゃいます!よろしくね~☆  (弟は休止中。。。)


by saito-kyoudai
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【帯状疱疹(ヘルペス)】について

今日、初めて帯状疱疹になっている人の背中をみました。 赤くなっていて痛痒そうでした。
最初は、「うっわぁ!」ってビビったケド・・・。「帯状疱疹って、ほっといたら死んじゃうんだよ。」と看護師さんが言ってました。私は『帯状疱疹(ヘルペス)』がどんな病気か?分かんなかった。

   ヘルペスってどんな病気??
  概説
 ヘルペスウイルスは実は8種類あるのですが、ここでは様々なヘルペスウイルス感染症のうち、単純ヘルペス(herpes simplex)、水ぼうそう(水痘=varicella)、帯状疱疹(herpes zoster)について述べます。すべてのヘルペスウイルスに共通した特徴はそのしつこさです。体の中にいったん入りこんだら、症状が治まったあともずっと体内に居座ることが大きな特徴です。
 1)単純ヘルペス
 単純ヘルペスは、口唇(こうしん)ヘルペスと陰部ヘルペスおよびそれ以外に分けられます。口唇ヘルペスの多くは単純ヘルペスウイルスI型で生じ、陰部ヘルペスの多くは単純ヘルペスウイルスII型で生じます。初めて単純ヘルペスウイルスが感染する時(初感染)には強い症状がでる場合と症状なしに入りこむ場合(不顕性感染)があります。粘膜・皮膚が直接接触することでうつります(接触感染)。したがって、陰部ヘルペスは性感染症として扱われます。いったんウイルスが入りこむと症状が治まった後も、口囲や陰部の神経細胞にウイルスは残るため、局所の免疫力が低下した時(かぜをひいたり、紫外線にあたった時)に再発を繰り返します(再発性単純ヘルペス)。再発時の症状は概して、初感染時よりも軽いのが普通です。
 アトピー性皮膚炎が基礎にあるために、単純ヘルペスウイルスが皮膚から直接入りやすくなって起こる(経皮感染)症状が、カポジ水痘様発疹症です。口唇ヘルペスがあるお母さんがアトピー性皮膚炎の赤ちゃんに頬ずりをしてうつったりします。
 2)水ぼうそう、帯状疱疹
 水ぼうそう(水痘)と帯状疱疹は同じウイルスが原因です。このウイルスを水痘・帯状疱疹ウイルスといいます。水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染が水ぼうそうで、多くは子どもの時に経験します。水ぼうそうの患者さんの咳しぶきなどを吸い込むことで感染します(飛沫感染)。水ぼうそうが治ったあともこのウイルスは知覚神経の根元(神経節)に居座り、大人になってたまたま免疫力が低下した時に神経節から神経を伝って皮膚にでてきます。いわば局所で水ぼうそうの再発が起こった状態ですが、この再発を帯状疱疹といいます。一定の神経支配領域、すなわち、片側だけに帯状に症状が現れるため、帯状疱疹と呼ばれます。

  *症状*
 1)単純ヘルペス
 単純ヘルペスのうち口唇ヘルペスの初感染では、口唇、歯肉、口腔粘膜に痛い水疱、びらんがみられ、首のリンパ節も腫れます。痛みのため食事をとるのも困難な場合があります。陰部ヘルペスの初感染でも強い痛みを伴う水疱、びらんがみられ、排尿困難、歩行困難になることもあります。再発性の単純ヘルペスでは、初感染時より症状が軽い場合が普通です。カポジ水痘様発疹症では、顔面を中心にアトピー性皮膚炎の病変の上に水疱が多発してきます。しばしば高熱を伴います。
 2)水ぼうそう、帯状疱疹
 水ぼうそうは、最初虫刺されのような赤みが数個でることから始まり、比較的急速に全身に広がり、次第に水疱がはっきりしてきます。水疱は中心部が陥凹(かんおう)し、まわりに赤みがあるのが特徴です。子どもでは全身症状は軽いことが多いのですが、大人では普通高熱を伴います。
 帯状疱疹は、1つの神経の支配領域にそって皮疹(ひしん)がでてくることが特徴です。まれに2つ以上の神経の支配領域に出現することがあります。皮疹は局所にできた水ぼうそうの状態ですが、様々な程度の神経痛のような痛みがあります。痛みは皮疹の出現する前からみられることが多く、しばしば夜間も眠れないほどの強い痛みを生じます。そして、とくに60歳以上の方に多いのですが、皮疹が消えたあとも痛みが残ることがあります(帯状疱疹後神経痛)。帯状疱疹の際、全身にぱらぱらと水ぼうそうのような水疱がみられることがありますが(汎発〈はんぱつ〉性帯状疱疹)、これはウイルスが血行とともに広がったことを意味します。汎発性帯状疱疹の際は、免疫力が極度に低下していることが疑われるので、内臓の悪性腫瘍(しゅよう)の合併を含めた全身検索が必要です。
 単純ヘルペス、水ぼうそう、帯状疱疹の場合、いずれも重篤(じゅうとく)な合併症として、髄膜炎を起こすこともありますので注意が必要です。また、帯状疱疹の際、おでこから頭の領域(三叉神経の第1枝領域)では、眼の角膜も侵されることがあります。耳の領域では、聴神経と顔面神経に影響がでる可能性があります(ラムゼイ・ハント症候群:耳鳴り、難聴、顔面神経マヒ)。

  *診断*
 皮膚症状から診断します。確定診断のために、水疱をはさみで切って病理組織検査やウイルス抗原検査を行うこともあります。また、血液検査で、ウイルス抗体価を皮疹出現時と回復時の2回検査して、その動きをみることも診断に有用なことがあります。

   *一般的な治療法*
単純ヘルペス、水ぼうそう、帯状疱疹はいずれも自然によくなる病気ではありますが、合併症、後遺症の危険性もあり、症状の程度に応じて適宜抗ウイルス薬を用います。症状が重い場合は、入院の上、抗ウイルス薬の点滴治療、中等度の場合は抗ウイルス薬内服、軽度の場合は抗ウイルス薬外用または様子をみながらの局所治療のみを行います。いずれの場合も、2週間ほどでかさぶた(痂皮〈かひ〉)になって治りますが、抗ウイルス薬の投与でその期間の短縮、ピークの症状の軽減、合併症の防止が期待できます。ただし、抗ウイルス薬はウイルスの増殖を抑え症状の軽減に有効ですが、ウイルスを完全に死滅させることはできないので、抗ウイルス薬投与後もヘルペスウイルスは体内に残ります。
 単純ヘルペスは何回も再発を繰り返すことが多いのに対して、水ぼうそうの再発型である帯状疱疹は何回も繰り返すことはまれです。帯状疱疹で神経痛が強い場合は、神経ブロックを行います。
●標準治療例
1)単純ヘルペス
[1]初感染(重症)、カポジ水痘様発疹症
 抗ウイルス薬点滴静脈内注射(静注)
 ・ゾビラックス  1回量体重1kgあたり5mgを1日3回
[2]初感染(中等症以下)、再発性(中等症以上)
 抗ウイルス薬内服
 ・バルトレックス(500mg)  1回1錠1日2回
[3]再発性(中等症以下)
 抗ウイルス薬外用
 ・ゾビラックス軟膏またはアラセナA軟膏  1日2回
2)水痘
[1]小児例
 ・ゾビラックス顆粒内服  1回量体重1kgあたり20mgを1日4回
[2]成人例(重症)
 ・ゾビラックス点滴静注  1回量体重1kgあたり5mgを1日3回
3)帯状疱疹
[1]重症例
 ・ゾビラックス点滴静注  1回量体重1kgあたり5mgを1日3回
[2]中等症
 ・バルトレックス(500mg)  1回2錠1日3回
[3]軽症
 ・ゾビラックス軟膏またはアラセナA軟膏外用  1日2回
 帯状疱疹の疼痛に対しては適宜、非ステロイド系消炎鎮痛薬内服、神経ブロック

   病後の経過&生活上の注意
 皮疹がでている時は、他の人に感染する可能性があるので、接触は避けるべきです。
 単純ヘルペスでは病変部を直接他の人の粘膜や皮膚に接触させないことが必要です。水ぼうそうでは皮疹がでる前にすでに他の人に飛沫感染でうつしている可能性がありますが、水疱がかさぶたになるまでは学校や会社は休んで下さい。帯状疱疹の伝染力は弱く、話をしてうつるというわけではありません。しかし、水ぼうそうにかかっていない子どもと密に接触すると、その子が水ぼうそうになる可能性があります。
 帯状疱疹がでた場合は、早く治すために安静にするとともに、体内でおとなしくしていたウイルスが活動して症状がでたのは抵抗力が落ちたためですので、その意味でも体を休めることをお勧めします。


☆余談ですが・・・☆
『帯状疱疹(ヘルペス)』は、東北地方の言葉⇒「ツヅラゴ」と言う。

※ツヅラゴとは、薬効な草(実)ですが、実の中にある赤い汁が毒なので、食べたら死んでしまう。 私の実家の裏山にツヅラゴの実がなっている。
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by saito-kyoudai | 2007-03-31 03:54 | フリーニッキ